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沿革

ドルニエは創立者クロード・ドルニエの革新的な工学・設計原理を礎として設立されました。1884年にババリアで生まれ育ったクロード・ドルニエは、地元の学校に通っていた当時より科学に特に興味を示していました。その後ミュンヘンに移り、1907年にミュンヘン工科大学を卒業しました。

卒業後はカルルスルーエにあるナーゲル・エンジニアリング・ワークス(Nagel Engineering Works)にて強度計算の仕事に従事、1910年にはツェッペリン飛行船会社に入社し、そこで彼の高い能力は間もなくツェッペリン伯爵の目に止まることとなります。ほどなくツェッペリン伯爵の私設顧問科学者に指名されたドルニエは軽金属形鋼の強度改善に関する基礎研究および設計に着手し、後に航空工学および金属製の巨大飛行艇の研究に従事しました。この初期の研究成果が金属製航空機発展の基礎となりました。その後ドルニエは宇宙開発、エレクトロニクス、情報サービス、繊維、エネルギー、医療技術等の分野へと活動の幅を広げることとなりました。

ドルニエ社の宇宙航空技術部門で行われた研究の過程で、これまで説明のつかなかった現象が解明されました。飛行機が音速の壁に近づくと機体表面に孔食という特異な現象が発生していましたが、この原因が水滴の前に発生する衝撃波にあることが判明したのです。この発見が、医療機関と弊社開発研究所との共同研究を経て、体外式衝撃波結石破砕術(ESWL)という、強力な衝撃波により腎臓結石を破砕する低侵襲性治療の発見につながりました。この画期的発見により、今日までに世界中で数百万という人々がESWLによる治療を受けています。

 

 ドルニエは長年にわたり泌尿器検査用寝台、整形外科用衝撃波治療装置、レーザと、製品の幅を広げてきました。1992年にドイツの老舗レーザ機器メーカーMBB Medizintechnikを買収したことで、外科と美容という2つの分野においてレーザ開発を進めることとなりました。弊社は世界をリードする医療機器メーカーとして、これからも患者や医師の皆様のお役に立てるような革新的な製品開発に取り組んでいきます。